賛否両論 佐々木投手決勝戦に登板せず

お疲れさまです、じーこです!

今回のテーマは、

岩手県の大船渡高校の佐々木朗季くんが決勝戦で登板しなかった件についてです。

準決勝、決勝戦と登板しなかった佐々木くん。

監督の判断なので仕方ないですと彼は言った。

4回戦で延長12回を1人で投げ抜き194球で勝利した。この日、確か8回に最速の160km/hを投じた。
このポテンシャルの高さをみると、やはり将来のことを考えて今は無理しないほうがいいと推測できる。
また、佐々木投手は189cm、体重81kgと細身である。その体格で体の使い方が上手く、最速163km/hを投じることができたが、身体はまだ完成していない。骨はまだ成長の過程ではないかと言われている。これはあの大谷翔平選手にも言われていたことで、彼もプロに入ってから成長線と言われる骨端線が閉じたと言われている。

話を戻します。
佐々木くんが登板しなかったことで、決勝戦花巻東との対戦は2-12で敗れた。
登板していたとしても勝てたかどうかは定かではない。しかし、12失点だったかどうか。また、彼は打者としてもホームランを打つほどの実力がある。仲間のために、甲子園のために強行して出場すべきだったのか。
たしかに彼の将来を見据えてのことだったが、高校野球で野球を終えるつもりだったナインもいたはず。

これだけがは言えます。周りがああだこうだいうのはあまりのいも無責任です。
チームのことを考えて、佐々木くんのことを考えて判断した監督。
本当は投げたかったかもしれない佐々木くんもベンチから仲間に声援を送った。
結果として、敗戦し、甲子園には出場できなかった。
しかし、この件に関しては正解不正解はなく、周りが否定的な議論をする必要もない。

今までの傾向から、多少の故障であったり、あるいは限界を超えているような状況でも続投し、その後野球人生を終えてしまった球児も少なくはないだろう。
しかし、今回は甲子園よりも1人の将来を優先した監督と佐々木くん、そして仲間の様々な想いがあることは確かだ。

個人的な意見になるが、監督さんの勇気ある判断と佐々木くんの我慢を賞賛したい。